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どうして睡眠が必要なの?

身体と脳のしくみ

人間の活動は、起きて意識を持って考えたり動いたりしているときと、眠って意識をなくし、ものを考えることを停止している状態に分けられます。後者を「眠っている」状態、睡眠と呼びます。

「寝る子は育つ」ってよく言いますよね。これは物のたとえではなく、医学的にも科学的にも証明された事実。というのも、人は寝ているあいだに成長ホルモンが分泌されるからなんです。とくに成長期の小さな子供は、睡眠中にたくさんの成長ホルモンを分泌することで成長しているのです。

睡眠の役割いろいろ

睡眠の役割は、心と身体を休めて体力を蓄えること。身体にできた傷を治したり、肌の新陳代謝を促すなど、身体機能の修復も、起きているあいだよりは睡眠中にされているそうです。

また、私たちは、起きている間にいろんなことを経験し、見たり聞いたりして記憶します。そういった記憶がきちんと系統だてて整理されるのも睡眠中であることが、医学的に証明されています。睡眠学習とか、また夜寝る前にできるだけたくさん暗記してから寝る、というのも、効果のある学習方法なんですね。

脳についてはまだ完全に解明されているわけではなく、不明な部分も多いのですが、睡眠中に免疫力を高めたり、ストレスを除去する働きもあるのではないか、とも言われています。

明るくなると目覚める理由

人は、明るくなると目が覚めて活動をはじめ、暗くなると眠くなって活動を停止します。これには、後頭部にある松果体から分泌される「メラトニン」というホルモンが関係しています。

メラトニンは、昼間は少なく、夜に多く分泌されて、睡眠を促します。メラトニンの分泌は光の量に関係していて、昼間明るい光を浴びれば浴びるほど、夜には多く分泌されます。数字で言うと、夜ぐっすり眠るためには、昼間に2500ルクス以上の明かりをあびる必要があると言われているのです。

晴れた日は、気分もくっきりすっきり、頭脳もさえている(気がする!?)けど、雨の日や曇ってる日はなんとなく頭がぼんやりするのも、ちゃんと理由があったんですね。

 

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