リラックスしているときというのは、脳が働きを休めているとき。一方、ひとつのことに集中しているときも、それ以外の働きを脳がやめている状態。つまり、両者は同じ脳の状態にあるのだそうです。
脳をリラックスさせるには、アルファ波がいいと言われています。一方、集中するときにも、ヒーリング音楽などを聴くと良いと言われています。また、「ザーッ」という雨の音など、いわゆる「ホワイトノイズ」と呼ばれる単調は音も、聴いているとリラックスしたり集中したりできるようです。
リラックスできないとき、集中力が途切れるときというのは、何かが気になるとき。人が最も気を引かれるのは、自分に関係ある情報なのだそう。たとえば仕事に集中しているとき、誰かが自分のことを話しているのが聞こえると、気になって集中力はとたんに途切れてしまいます。
また、寝るときにテレビやラジオをつけていて、自分に関係のあることや、日ごろ気になっている情報が流れたりすると、耳を傾けてしまい、いつのまにか目が覚めていることもよくあります。
それと、不思議なもので、たとえば同じクラシック音楽を聴いていても、眠くなるという人と、興奮してくるという人がいます。これも、関心がないか、あるかが関係していそうです。
このようなことから、音や音楽を流す場合、大切なのは、極端に関心の強いものを避ける、流していても気にならない音を流す、ということになります。自分がリラックスできると感じる音を探してみましょう。
雨や波、単調な鳥の声などの自然音は、誰が聞いても単調で、聴覚のリラックスのために最もふさわしいと言えそうです。リラックスするために環境音のCDがよく使われるのは、こういった理由からなんですね。そういえば、エステサロンやマッサージ、岩盤浴などに行くと、心地よい環境音楽が流れていて、ついウトウト・・・なんてよくありますよね。
また、せっかくリラックスできる音や音楽をかけても、肝心の音が大きすぎると眠れなくなります。音量にも気をつけて、リラックスできる音量に絞りましょう。